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2025.07.14
クローゼットに扉、本当に必要不可欠なの?
コストも使いやすさも考えた収納プランの選び方
家づくりの打ち合わせの中で、意外と迷われるポイントのひとつがこちら:
「クローゼットに扉って、つけた方がいいですか?」
「コストカットを考えると、無くしてもいいかも…?」
たしかに、収納の扉は“あって当たり前”のように思えますが、
最近ではあえて「扉なしクローゼット(オープン収納)」を選ぶ方も増えてきています。
今回は、そんな「扉アリ vs 扉ナシ」のメリット・デメリットを比較しながら、
コストと暮らしやすさの視点で考えてみましょう!
◆ 扉ありクローゼットのメリット・デメリット
✅ メリット
- 中が見えないので生活感を隠せる
- ホコリが入りにくく、衣類が清潔に保ちやすい
- 見た目がスッキリ整いやすい(来客時にも◎)
⚠️ デメリット
- 扉を開けるためのスペースが必要(引き戸でも開閉スペースは必要)
- 扉のぶんだけ建材コストが発生
- 扉の開け閉めが地味に手間…という声も
◆ 扉なしクローゼット(オープン収納)のメリット・デメリット
✅ メリット
- 扉がない分、コストをカットできる
- 開け閉め不要で動線がスムーズ
- 圧迫感がなく、空間が広く見える
- お子さんにも「自分でしまう・取る」がしやすい
⚠️ デメリット
- 中身が常に見えるため、片づけの習慣が必要
- 来客時に目隠しがないと気になることも
- ホコリが入りやすく、こまめな掃除が必要
◆ 実際にどれくらいコスト差がある?
一例として:
- 標準的な折れ戸・引き戸(幅1.5~2m)
→ 約4~10万円前後(建材・施工費込)
仮に3~4カ所の収納で扉を省略すれば、
25万円以上のコストカットにつながることも。
→ 他の設備や素材に予算を回したい方には、意外と効果的な節約ポイントです。
◆ どんな場所なら「扉なし」が向いてる?
おすすめはこんな場所:
- ✅ 子ども部屋の収納(使いやすさ・片づけ習慣のため)
- ✅ 寝室のウォークインクローゼット(見せる収納感覚)
- ✅ パントリーや洗面横のタオル収納(動線重視)
- ✅ 書斎・趣味部屋の本棚収納(あえて見せる収納)
一方で、来客の目に入りやすい場所や、生活感を隠したい場所は扉ありの方が安心かもしれません。
◆ まとめ:「扉=絶対必要」ではありません!
収納に扉をつけるかどうかは、
見た目のスッキリ感・コスト・掃除のしやすさ・使いやすさ…さまざまな要素のバランスで決まります。
「見えない方が気がラク!」という方もいれば、
「使いやすさ重視で開けっぱなし派だから、いっそ扉いらないかも」という方も。
家づくりの正解は一つではありません。