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2026.01.08
2026年最新版!住宅ローン減税の「去年との違い」を解説
2025年末で期限を迎える予定だった住宅ローン減税ですが、政府は令和8年度税制改正において、制度の5年間延長を閣議決定しました 。これにより、2030年(令和12年)12月31日までの入居者が制度を利用できるようになります 。
※今後の国会で関連税制法が成立することが前提であり、確定したものではありません。
しかし、単なる延長ではなく、内容には変化があります。2025年までの制度と何が違うのか、主要なポイントを整理しました。
1. 既存(中古)住宅の優遇が「新築並み」に大幅拡充
今回の改正で最も大きな変更点は、中古住宅(既存住宅)への支援が手厚くなったことです 。
①控除期間の延長: これまで中古住宅は原則10年間でしたが、2026年以降の入居では、認定住宅やZEH水準、省エネ基準適合住宅であれば新築と同じ「13年間」に統一されます 。
②借入限度額の引き上げ: 質の高い中古住宅(認定住宅・ZEH水準)の借入限度額が、これまでの3,000万円から3,500万円(子育て世帯等は4,500万円)へと引き上げられました 。
国は、質の良い中古住宅を購入してリノベーションする選択肢を強力に後押ししています 。
2. 床面積要件が「40㎡以上」に緩和(既存住宅も対象)
住宅ローン減税を受けるための面積要件が緩和されました。
面積の下限: これまでの原則50㎡以上から、40㎡以上へと引き下げられます 。
既存住宅も対象: この緩和は新築だけでなく、既存(中古)住宅にも適用されるようになります 。
※ただし、所得金額が1,000万円を超える方や、子育て世帯等の上乗せ措置を利用する場合は、これまで通り50㎡以上の面積が必要です 。
3. 「2028年(令和10年)入居」から適用対象が厳格化
2026年・2027年までは比較的広い間口で受けられますが、2028年(令和10年)以降はルールが厳しくなります 。
省エネ基準適合住宅(新築)の除外: 2028年以降に入居する新築住宅のうち、認定住宅やZEH水準に届かない「省エネ基準適合住宅」は、原則として住宅ローン減税の対象外となります 。
※ただし、2027年末までに建築確認を受けた場合などは、一部特例があります 。
災害レッドゾーンでの新築は対象外: 土砂災害特別警戒区域などの「災害レッドゾーン」に建てられる新築住宅は、2028年以降の入居分から適用対象外となります 。
※建替え、既存住宅の購入、リフォームについては引き続き対象です 。
4. 子育て世帯等への優遇措置も継続
子育て世帯(19歳未満の子がいる世帯)や若者夫婦世帯(夫婦のいずれかが40歳未満の世帯)への借入限度額の上乗せ措置も、形を変えて引き継がれます 。
既存住宅での上乗せ: 認定住宅やZEH水準の中古住宅を購入する場合、一般世帯(3,500万円)に対して、子育て世帯等は4,500万円まで限度額が上乗せされます 。
5. その他の税制優遇も軒並み延長
住宅ローン減税以外にも、家づくりを支える多くの特例が延長されました。
新築住宅の固定資産税減額: 3年間(マンション5年間)税額を1/2にする措置が5年間延長 。
リフォーム減税: 耐震・バリアフリー・省エネ・子育て対応などのリフォーム減税が、所得税(3年)・固定資産税(5年)ともに延長 。
まとめ:2026年以降のキーワードは「省エネ性能」と「中古活用」
今回の改正により、住宅ローン減税は「2030年まで」と期間は延びましたが、「省エネ性能が低い新築」や「危険エリアの住宅」には厳しくなるという方針になっています 。
特に中古住宅については、減税期間が13年に延び、限度額も上がったため、2025年以前よりもはるかにお得な条件になっています 。
※上記の内容は、今後の国会で関連税制法が成立することが前提であり、確定したものではありません。



