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2025.12.11
住宅ローン減税最新情報「中古住宅への優遇拡大を検討」
政府・与党は住宅ローン減税の見直しに向けて 中古住宅への優遇拡大を検討している そうです。
まだ最終決定ではありませんが、家づくりを考える方にとって大きな関心事になる内容ですので、現時点でわかっている概要をまとめてご紹介します。
■ 今どんな見直しが検討されているの?
① 中古住宅の減税限度額が“最大4,500万円”に拡大の方向
現行は3,000万円までですが、今後は 最大4,500万円 とする案が出ています。
特に子育て世帯の購入を後押しする狙いがあるようです。
② 減税期間を10年 → 13年へ延長する案も
中古住宅はこれまで10年間が限度でしたが、
新築と同じ 13年間 にそろえる方向で調整が進んでいると報じられています。
③ 対象となる住宅の“広さ要件”も緩和される可能性
中古住宅は現行50㎡以上が条件ですが、
これを 40㎡以上 に緩和する方向で検討されているとのこと。
単身世帯やDINKsなど小規模な暮らしが増えていることが背景のようですが、
こちらも正式決定前の段階です。
■ 報道されている内容から読み取れること
現時点の情報を見る限り、今回の見直しは
中古住宅市場の活性化を強く後押しする方向性 にあるようです。
もしこれらが実現すれば、
・希望エリアの選択肢が広がる
・中古+リノベーションの計画が立てやすくなる
・コンパクト住宅を検討しやすくなる
といったメリットにつながる可能性があります。
正式な制度は年末に発表される税制改正大綱で確定します。
■ 家づくりの検討段階で注意したいポイント
制度が変わるタイミングは、購入を検討している方にとって判断が難しい時期でもあります。
・いつ住宅を購入するか
・新築・中古どちらが自分たちに合うのか
・減税を受けた場合の総額はどう変わるか
これらは、制度内容が確定した時点で再度見直す必要が出てきます。
当社では、制度が正式決定した際には改めて最新情報を整理し、
皆さまにわかりやすくお伝えしていきます。
■ まとめ
今回ご紹介した内容は、
「最終決定前の、調整中の案」 に基づくものです。
ただ、方向性としては中古住宅に追い風となる見直しが検討されており、
家づくりの選択肢が広がりそうだというのは確かです。



