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2025.10.27

間取りの失敗あるあると回避方法

せっかくのマイホーム。住み始めてから「もっとこうすればよかった…」と後悔しないためには、間取り計画の段階でしっかりイメージしておくことが大切です。ここでは、よくある失敗例とその回避策をご紹介します。


リビングに収納が足りない

よくある失敗
リビングは家族全員が長時間過ごす場所。おもちゃ、書類、掃除機、日用品…と物が集まりやすいのに、収納を十分に確保していないと常に散らかって見えてしまいます。

回避方法
設計段階から「リビング収納」を必ず計画に組み込みましょう。壁面収納や階段下収納、テレビボード下の引き出しなど、省スペースでも機能的に使える収納がおすすめです。


キッチンのゴミ箱置き場に悩む

よくある失敗
キッチンは動線を意識して設計するものの、ゴミ箱の置き場までは考えずに完成してしまうことも。結果、分別用のゴミ箱が通路を塞いでしまう…というケースがあります。

回避方法
ゴミ箱は“家具”と同じ感覚で設計段階から場所を確保するのがベスト。パントリーやカウンター下などに収まるサイズを想定しておけば、見た目も動線もスッキリします。


リビング階段の冷暖房効率が悪い

よくある失敗
おしゃれで人気のリビング階段ですが、冷暖房の効率が落ちやすいのが難点。冬は暖気が2階へ逃げ、夏は2階の熱気が降りてくることもあります。

回避方法
ロールスクリーンや引き戸で仕切れるようにしておくと、冷暖房効率を大きく改善できます。デザイン性と快適性の両立がポイントです。


窓が多すぎて家具が置きにくい

よくある失敗
「採光をたっぷり」と窓を多く配置した結果、壁面が減って家具の配置に苦労することがあります。また、大きな窓や枚数が多い窓は断熱性にも影響し、冷暖房効率を下げることも。

回避方法
窓は“景色や光を取り込みたい場所”を絞って配置することが大切です。家具のレイアウトも同時に検討し、必要に応じて腰高窓や縦長窓で壁面を確保すると使いやすくなります。


まとめ

間取りの失敗は、完成後に気づくと修正が難しいものばかり。
収納計画、家具の配置、冷暖房効率などは、見た目だけでなく暮らしやすさを最優先に考えることが大切です。

事前に生活動線や家具配置を想定しながら設計を進めることで、引き渡し後に「もっとこうすればよかった…」という後悔を大幅に減らせます。

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