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2025.10.07
止まらない家賃上昇、岐阜でも影響が?
大東建託株式会社と一橋大学が共同で算出している「CPI方式家賃指数」の2025年8月度速報値が発表されました。
全国的な動き
・全国:前年同月比+0.95pt(81ヶ月連続上昇!)
・東京都:+1.44pt
・大阪府:+1.13pt
・沖縄県:+2.35pt
特に都市部やリゾート需要の高い地域では上昇率が目立ちます。
岐阜県の動き
岐阜県でも前年同月比+0.68pt(前月比+0.04pt)。
全国平均や東京都ほど大きくはありませんが、着実に上昇が続いています。
家賃上昇は「じわじわ」と、でも確実に
いま支払っている家賃がすぐに大きく変わらなくても、更新時や引っ越しの際には「数千円~数万円の値上げ」が突然提示される可能性があります。
背景には、
・資材・人件費の高騰(住宅価格や建築費も上昇中)
・円安やインフレによる不動産投資需要の増加
・都市部の需給バランスの変化
があります。
賃貸派のリスクと、持ち家という選択肢
賃貸は「いつでも身軽に動ける」というメリットがありますが、インフレ下ではオーナーの判断ひとつで家賃が上がるリスクがあります。
一方で住宅ローンの場合、
・固定金利なら返済額は変わらない
・変動金利でもインフレが続けば給与上昇とバランスがとれる場合がある
といった特徴があります。
つまり、「家賃は確実に支払い続けなければならない支出」である以上、上昇リスクを避けられる持ち家の価値が改めて見直されているのです。
まとめ
・岐阜の家賃も例外なく上昇傾向
・「今は据え置き」でも、更新・引っ越し時に大幅値上げの可能性
・インフレ時代だからこそ、住宅ローンの活用で支出を固定化するメリットが大きい
「まだ賃貸でいいかな」と思っている方も、“数年後の家賃水準”を考えて行動することが大切かもしれません。