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2025.08.06
今の家づくりに雨戸は必要?それとも不要?
家づくりのご相談で意外と多いこの質問:
「雨戸って今の時代でも必要なんですか?」
「実際、どのくらい使うんでしょう?」
最近の住宅では、強化ガラスやシャッタータイプの窓が主流になり、昔ながらの雨戸をつけないケースも増えています。
とはいえ、雨戸には「あると安心できる理由」も確かにあります。
◆ 雨戸の役割、知っていますか?
雨戸の主な役割は以下の通りです:
・台風・暴風時の飛来物から窓ガラスを守る
・夜間の防犯対策としての目隠し・侵入防止
・冬の冷気や夏の強い日差しを遮断する
・外からの音や光をシャットアウトして静かな環境をつくる
かつては「雨風を防ぐための戸」という意味合いが強かったですが、
今では「災害・防犯・快適性」を高めるための設備として再評価されています。
◆ 「つけたけど使わない」はもったいない!
「せっかく雨戸をつけたのに、ほとんど開け閉めしていない…」
そんな声も少なくありません。
でも、実は雨戸はここぞという時こそ活躍する設備です。
◆ 雨戸を使いたいおすすめタイミング
台風・暴風が近づいているとき
→ 飛来物から窓を守るため、雨戸はしっかり閉めましょう。
長期間家を空けるとき
→ 空き巣対策として防犯効果が高まります。
西日が強く当たる時間帯
→ 夏場の室温上昇を防ぎ、省エネにも◎
ぐっすり眠りたい夜
→ 遮光・遮音効果があり、特にお子さんがいるご家庭に好評です。
◆ 雨戸を「つける or つけない」迷ったら
雨戸は全ての窓に付ける必要はありません。
おすすめは:
・台風の風が当たりやすい南面・西面の窓
・道路に面した掃き出し窓(防犯目的)
・寝室など静かにしたい空間の窓
一方で、「普段から閉める予定がない」「防犯も台風対策も他の方法で十分」という方は、あえて付けないのも正解です。
雨戸もコストのかかる設備のひとつ。実際のライフスタイルを想像して判断することが大切です。
◆ まとめ:雨戸は「使うから付ける」も「付けない選択」もアリ
雨戸は決して古い設備ではなく、今の家づくりに合わせて進化している便利アイテムです。
ただし、使う予定がなければ付けない選択もまた賢い判断。
大切なのは、
自分たちの暮らし方に合っているか?
防災・防犯・快適性のバランスをどう考えるか?
この2点を考えた上で、「必要な場所に、必要な分だけ」を取り入れるのがおすすめです。