- ニュース / ブログ
- 土地選び、広さだけで決めてませんか?
ニュース / ブログ
2025.07.22
土地選び、広さだけで決めてませんか?
車社会で後悔しない「止めやすい駐車場」のチェックポイント
「土地探しって、まず広さと価格でしょ?」
そんなふうに思っていませんか?
実は、土地の広さだけで決めてしまうと、後から「駐車しづらい…」と後悔するケースがよくあります。
愛知・岐阜のような車移動が日常の地域では、
「車が止めやすいか」「出入りしやすいか」も、土地選びの重要ポイントなんです。
今回は、土地探しの段階から気をつけたい「駐車のしやすさ」についてご紹介します!
◆ 駐車場は「広さ」より「止めやすさ」が命!
家が建てられる広さがあっても、実際に使いやすい駐車スペースが確保できるとは限りません。
以下のようなパターンでは、思ったより使いにくくなることも。
❌ よくある後悔ポイント
☑ 前面道路が狭くて切り返しが必要
☑ 駐車場の奥行きが足りず、カーポートが入らない
☑ 敷地の形状が変形で、複数台止めにくい
→ こうした問題は、土地の“形”や“前面道路との関係性”で決まることが多いのです。
◆ 土地を見るときの「駐車しやすさチェックポイント」
✅ 前面道路の幅は十分あるか?
→ 一般的に5m以上あれば多くの車種で出入りしやすい傾向にあります。
ただし、予定している車種によっては、もっとゆとりが必要になるケースも。
たとえば…
・お子様が3人以上いるご家庭 ・ご両親との同居を予定されているご家庭
こうした場合、将来的に7人乗りのミニバンや大型SUVを選ばれることも多く、
標準的な道路幅では車の買替後、出入りのたびに切り返しやストレスが増す可能性があります。
✅ 交通量は多くないか?
→ 通学路や幹線道路沿いは、出入りのたびに緊張することも。
小さなお子様がいるご家庭には、生活道路の方が安心です。
✅ 敷地の形や間口は?
→ 長方形の整形地がベスト。間口が狭いと2台並列で駐車しにくくなります。
✅ 電柱や街路樹、水道メーターの位置は?
→ 出入りに影響がないかを必ず現地でチェック!
✅ カーポートや将来の台数増に対応できる?
→ 最初は2台でも、10年後にはお子さんの車が増えることも想定しておくと安心です。
◆ 「間取り」と「駐車スペース」はセットで考える!
止めやすい駐車場をつくるには、土地の形だけでなく、家の形や間取りの工夫も必要不可欠です。
例えば…
-
✅家の出入り口や玄関の位置を少しズラすだけで、車の出入りが格段にスムーズに ✅建物の配置を工夫すれば、L字の土地でも2台分の駐車スペースを確保できることも ✅将来の来客用スペースやEV充電スペースも、最初から設計段階で考慮可能
つまり、「土地だけ」「建物だけ」ではなく、トータルで計画することが駐車のしやすさに直結するんです。
◆ 実例:見落としがちなこんな土地
✅ 土地は広いのに、前の道が狭くて大型車は苦戦
✅ 形がL字型で、車は1台しか入らない配置に
✅ 電柱がちょうど進入路にあってドアを開けにくい
土地情報には「面積〇坪」「南向き」「整形地」などの数字が出ていても、
駐車のしやすさは“現地を見て、間取りを含めて検討し、使い方をイメージしないと分からない”のがポイントです。
◆ まとめ:「土地は広いけど、駐車しにくい」は意外と多い
一家に複数台の車がある地域では、
「駐車しやすいかどうか」は、生活のストレスを左右する大きな要素です。
土地を決める前に、
✔ 車をどこに、どう止めるか?
✔ カーポートは必要か?
✔ 来客や将来の台数増加に対応できるか?
✔ そして、その土地に最適な建物の配置や間取りはどうか?
こうした視点も一緒に考えておくことで、住んでからの後悔を防ぐことができます。
「この土地で車2台止められる?」「大型車はスムーズに出入りできる?」
そんなご相談も、どうぞお気軽にお問い合わせください。
地元・岐阜で、土地のことも、建物のことも、暮らしの動線までトータルでご提案しています!