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2025.07.02
月々いくら返せる?から考える住宅ローン
💰月々いくら返せる?から考える住宅ローン
~借入可能額の“見える化”で安心の住まい選びを~
お客様との会話の中でよく出るご相談が、
「結局、うちはいくら借りられるんですか?」
「月々の支払いがいくらになるのか心配で…」
という、“借入可能額”と“月々の返済額”についての疑問です。
今回は、月々の返済額を基準にした現実的な借入額の考え方をまとめてみました。
📌 住宅ローンの考え方:借りられる≠返せる
金融機関が提示する「借入可能額」は、あくまで“収入に対して借りられる上限”です。
でも大切なのは、「借りられる額」ではなく、家計を圧迫せずに“返し続けられる額です。
🧮 月額返済額と借入可能額の目安
住宅ローン35年・金利1.0%(元利均等返済・ボーナス返済なし)で計算すると…
月額返済額 | 借入可能額(概算) |
6万円 | 約2,000万円 |
8万円 | 約2,700万円 |
10万円 | 約3,400万円 |
12万円 | 約4,100万円 |
15万円 | 約5,100万円 |
📌 金利が上がると、借入可能額は大きく下がります。変動金利を選ぶ場合は要注意です。
✅ 安全ラインは「年収の25%以内」
一般に、住宅ローンの返済負担率は 年収の20〜25%以内が「無理のないライン」とされています。
例えば:
- 世帯年収600万円 → 月返済10万円以内
- 世帯年収400万円 → 月返済6〜7万円以内
💡 子育て世帯や共働き家庭は、教育費・老後資金も同時に準備が必要なため、余裕をもった設定がおすすめです。
🏡 よくある質問:自己資金が少ないけど大丈夫?
最近は「頭金0円」で借入する方も増えています。
ただし、その場合は
- 借入額が増える=返済額も増える
- 住宅ローン控除の対象になる建物価格割合に注意
なども加味しなければいけません。
🎯 まとめ:月返済額から考える家づくり
- 月々の返済額は、年収の20〜25%以内が理想
- 金利・教育費・老後資金など、未来の家計も含めて検討を
- 「いくら借りられるか」より「いくらなら返せるか」を考える
※この記事の画像は「photo AC(https://www.photo-ac.com/)」を使用しています。