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2012.11.05
つかさのまち夢シンポジウムに行ってきました
こんにちは(^▽^) 研修生の大野です。
岐阜女子大学の4年生で建築を勉強しています。
昨日は岐阜市民会館で行われた、「つかさのまち夢シンポジウム」に行ってきました。ゲストは有名な建築家の伊東豊雄さんと、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんです。
岐阜大学病院の跡地に今度新しく岐阜市の図書館「みんなの森ぎふメディアコスモス」が建設されます。この図書館がめざす新たな図書館像をテーマに講演が行われました。
伊東豊雄さんはさまざまな建物を設計してきていらっしゃいますが、その中でもこの岐阜の図書館に近いものに「仙台メディアテーク」という、図書館や様々なメディアを扱う施設があります。
昨年の震災でこの施設が被災し開館出来なくなった際、伊東さんは復旧を先送りにしようという行政に1日も早い復旧を要望したそうです。市民の方もです。
それはここがただの図書館ではなく、市民が愛していた文化のサロンであり、目的がなくても気軽に立ち寄れ誰かしら知った人と会えるといった空間だったからだそうです。
そして復興にあたっての心の支えになればと思ったそうです。
建築とは何かを作ることが目的ではなく、そこで起きる「こと」を作ること
この言葉は、建築を勉強をしているわたしにとって大事にしたいなと思う、今日の伊東さんの言葉でした。
岐阜の図書館も、気軽に立ち寄れ市民に愛される場所にと設計されています。そんな場所になるといいですね。
建築の話とは関係なくなりますが、尾木ママの講演も少し紹介します。
学校の図書館をみれば学校のレベルがわかってしまうというくらい、図書館は学校の命なんだそうです。地域でも同じように、図書館が充実していて読書をする人が多い街は文化的水準が高いそうです。
現在の岐阜市の図書館は人口が20万人を超える市や区の中でワーストクラスな図書館になるんだそうです。新しい図書館の建設で岐阜市も文化の充実を図っていきたいと副市長さんがおっしゃってました。
TVでおなじみの口調で面白く講演してくださった尾木ママの講演は終始爆笑の嵐でした。録音・録画・写真撮影NGだったので、写真が撮れなかったのは残念でしたが、生尾木ママを近くで見れてよかったです。
では最後に、ぎふメディアコスモスの建築模型やパースたちです↓↓
着工が来年の春ということで完成はまだまだ先ですが、楽しみにまっていたいと思います
以上、大野でした