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2012.03.08
岐阜の注文住宅 本日の現場 vol.25 ~ダブル断熱について~
こんにちは(^_^)/
矢島建設興業、有田です。
現場レポート、『本日の現場』でございます。
今回ご紹介しますのは、こちら
岐阜市内にて建設中のT.Y様邸
先月、雪の中の上棟からはやひと月。
躯体工事、配線・配管工事が終了し、内部に断熱材『発泡ウレタン』を吹きました。
1階ガレージ部分の天井です。
スプレーで吹付けると、一瞬でブワワッと膨らんで、すぐに固まります。
質感は中身の詰まった固いスポンジのような感じです。
これが、casa cubeシリーズ標準仕様の『ダブル断熱』の、内側の断熱に当たります。
これを室内から外部に面する壁と2階天井全面に吹き付けて、熱の出入りをカットします。
この工事が済んだ後は、冬でも現場が少し暖かくなるので、現場に入る職人さん方から喜ばれます。
発泡ウレタンを吹きつけた壁。ウレタンの厚味は60ミリほど(天井は120ミリ)。厚くなりすぎた部分をカットして、ビニールの幕で保護します。
この上にプラスターボード(石膏ボード)を張って、クロス等の壁の仕上げをしていきます。
外壁は、今はこんなカンジ。
柱・梁といった骨組みに、構造用合板が張られた状態です。
合板自体にも耐力があり、壁という『面』でも建物を支えています。
この構造用合板の上に、ダブル断熱の『外側』に当たる断熱ボードを張りつけ、さらにその上に塗りの仕上げをしていきます。
現場にはまだ張られていないので、外張り断熱ポードのサンプルを。
こちらは発泡スチロールのような質感です。厚みは約30ミリ。
このようにして2重に建物をすっぽりと覆い、熱の出入りを防いでいます。
この二つの断熱が、冷暖房の機能効率を最大限に引き出し、夏涼しく・冬暖かく過ごせる快適な住まいが実現するのです。
今年の冬は特に寒かったですが、そんな寒さにも負けません。
次回は外側の断熱ボードと、外壁の塗り仕上げについても解説していきたいと思います。
それでは今回はここまで。
矢島建設興業、有田でした(@^^)/~~~